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本当にあった哀しい話ーMHFG編ー 

2013/04/30
Tue. 14:49

稲川2


これは私の友人が経験した話なんですが・・・。

つい先日、彼は友人達と一緒に覇種パリアプリアに行ったんだそうです。

それまでにも何回か行った事があり、苦い経験も幾度かしていたので油断等はしておらず、

むしろ慎重に慎重を重ねて準備もしていたそうです。

『パァ~プゥ~』なんていういつもの何だか気が抜けそうな音とともに狩りが開始されて、

そしてまたいつもと同じように、

涎と血で物凄い異臭を放っていそうな獲物がいる洞窟へ飛び込んで行ったんです。

稲川5


ただ、この日は何だか少しいつもと様子が違ってたんですよ。

いつもなら喰らってしまいそうな攻撃もヒョヒョイと避ける事が出来、

今までに無い速さでスタンも取れちゃいまして。

「おかしいなぁ、今日はやたら調子いいなぁ~」と少し訝しげる程上手くいっている。

ただ、まぁ、上手くいかないならともかく、調子が良い分には悪い事はないだろうと自分を納得させつつ、

気を良くして薄気味悪い顔で走り回るパリアプリアの顔面目掛けて鈍器を振り下ろしていたそうです。

けれど、そんな風に意気揚々と攻撃してた時にふと油断をしてしまい、

パリアが振り返った際にその巨体に巻き込まれこかされて改めて何か違和感に気付くんです。

稲川1


「あれぇ?おかしいなぁ~。何かいつもと違うなぁ~。」と。けれどそれが何なのか分からない。

頭の隅っこの奥の方で何かがザワザワと囁く様な気配がするが、それが何なのかどーにも分からない。

「多分今までが良過ぎたから、単に攻撃を受けちゃって違和感があるだけなんだろう。」なんて

自分にとって都合の良い解釈をしつつも、そのまま攻撃を続けたんですが、

運悪く、丁度自分の体が鈍器を振り終え、硬直した瞬間にパリアと目が合ってしまったんですよ。

ここぞとばかりにその得体の知れない赤く鈍い光を帯びた目は明らかにコチラを狙ってる。

その瞬間に彼は静かに覚悟したそうです。

稲川4


「あぁ、これは喰らうわぁ。でもまぁ、起き上がって直ぐに回復薬飲んだら何とかなるだろう。」と。

そしてその凶暴な牙を剥き出しにしたまま飛び掛ってくるパリアを横目に道具袋に目をやった・・・

と、思ったら自分が見えているはずの視界が何だかおかしい。

耳元では妙に耳に付く『ディドゥーン』と響く音がしたかと思うと、

遠くからは聞き覚えのある『ニャァニャァ』という鳴き声・・・。

気が付いたら彼は何とも味気ないおんぼろの荷車に乗せられ、

砂浜にまるでゴミでも扱う様に投げ捨てられていたんです。

その瞬間に彼はやっと今まで感じていた違和感の正体に気づくんだ。

本来纏っているはずの薄いオレンジ色したオーラの様なものが自分から出ていないと。

『そうだ!アレが無いんだっ 飲んだと思ってたはずのアレを飲み忘れていたんだっ』と半ば半泣きになりながら

慌てふためき道具袋を漁り始め、本来まだそこにあってはいけないはずであるアレを探すけれど、

それがどこにも無いんだ。ジィーッといくら見つめようとソレはどこにも無い。

稲川7


何度も何度も道具袋を見回しても、陰も形も見当たらない。

そうして自分がやってしまったミスを痛感し、

頭が真っ白になるのを自分で理解しつつも、彼はそっと呟いたそうです・・・。








稲川8

「みなもと忘れた・・・。」と・・・。







稲川9

・・・彼はその後、友人達に見守られながらそっと、3乙したそうです・・・。

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2013-04

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